つゆどき

種子島地方は5月27日に梅雨入りしました。

左:雨で土色にそまった海面と青い海の境界がくっきり。

中:おおしけもあり。

右:雨があがり、つかの間の穏やかな時間。大隈半島に低く垂れ込めた雨雲がみえる。

つゆどきに咲く花、ゲットウとクマタケラン。

島ではシャニン、シャジン、シャリン、サニンなどとよばれています。

葉はにぎりめしをつつんだり、チマキの皮にしたり、できたての黒砂糖を包んだりします。

独特の香りが、包まれたものをよりおいしくさせてくれます。

外観は似ているものの、区別のしかたを「写真で見る種子島の自然」の著者に聞いてみました。

左:ゲットウ 花びらがつりがねの形、葉の幅はクマタケランに比べて細く硬い。花の房はぶどうのように垂れ下がる。

右:クマタケラン 花びらがらっぱ状にひろがり、葉はゲットウに比べ広くてやわらかい。花の房は天を仰ぐ。

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