大的始、アオサギ、幻日

1月11日、栖林神社(西之表市)で、恒例の大的始(おまとはじめ)が催されました。今年はあいにくの小雨の中でおこなわれました。

大的始式は、明応9年(1500年)種子島第12代島主忠時が京都から武田筑後守光長を招き、1月12日に行われる宮中の御的始め式にならってはじめたことに由来するといわれます。(鮫嶋安豊著「写真で見る種子島の歴史」たましだ舎刊による)

晴れて気温も上がった16日、港では、アオサギが漁船に休息していました。このあと大きなからだで空を舞っていました。

16日夕刻、珍しく、幻日(空中に漂う氷の結晶で太陽の光が屈折してあたかも太陽があるようにみえる現象)がみられました。(矢印のところ)

コメント: 1 (ディスカッションは終了しました。)
  • #1

    coco (金曜日, 22 1月 2016 09:10)

    「幻日」‥‥ないはずのものが、あるように見える。理屈ではわかっていても、その不可思議には心ひかれます。「天に誓って」の天をどうとらえるかは諸説あるでしょうが、かりにお天道さまだとすると、誓うこと自体がかなり怪しくなってくる。この美しい写真を見て、そんなことを考えるのは、よこしまな人間の証拠かもしれません。