大的始め

種子島家の正月行事である大的(おまと)始めの式が西之表市栖林神社の弓場で催されました。

直径175cmの大的を射て、その年の悪魔災難などを払い清め、島内の平安・無病息災を祈願する古式ゆかしい行事です。

この日の気温は6℃。おそらく最も寒い気温です。

6人の射手が36本の矢で大的を射る。35本の矢が的中したときは「満つれば欠くる」の戒めにより、最後の1射は故意に外されます。

500年以上にわたり受け継がれている行事です。