H2Aロケット38号機搬入

2月25日に打上が予定されているH2Aロケット38号機の1段目と2段目が宇宙センターに搬入されました。

19日、島間港に入港した2隻の貨物船から、ロケットの入った2つのコンテナが陸揚げされました。深夜に陸路、宇宙センターへ運ばれました。

 

南種子町西岸に位置する島間港。港内には警戒船。

午前に陸揚げが完了し、深夜の移動まで物揚場で待機しています。通常の衛星打ち上げでは見られないフェンスが張りめぐらされています。

38号機では政府の情報収集衛星が打ち上げられます。何らかの妨害を防ぐため厳重に警備されているようです。ロケット自体はいつものロケットと変わらないはずですが。

前が1段目のロケット本体が入ったコンテナ。

後ろにあるのが2段目の入ったコンテナ。

2つのコンテナを積んだトレーラーは交通量の少ない深夜に宇宙センターへ運ばれます。

陸揚げを終えた2隻の貨物船は西之表港で休憩。23日、再び島間港で空のコンテナを積み込んだ後、元の積出港へ帰還することになります。

最小級ロケット「SS520」5号機は内之浦宇宙空間観測所から2月3日午後2時~2時30分に打ち上げられるそうです。

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コメント: 1
  • #1

    coco (月曜日, 22 1月 2018 16:18)

    夜間、そろりそろりとロケットが運ばれて行く映像は見たことがありますが、確かに・・・・! 空になったコンテナが再び、同じ道を同じ時間をかけて帰っていくことには、思い及びませんでした。楽しい発見でした。