シカ走る

3月末、人里にシカがあらわれました。

目撃した住民によると、1頭の角のないシカが現れたのは、3月29日午後5時30分頃。西之表字唐人が浦の舗装道路を海岸のほうから現れ、走って近くの元測候所があった字鉄砲場の森の中(写真)へ入って行ったということです。

この付近ではかつて1744年11月26日、1頭のシカが唐人ケ浦から現れて、犬ノ馬場を通り小牧の方へ走り去ったことが種子島家譜に記録されています。

シカは山間部でよく見られ、畑が被害にあったりするようです。人里に現れるのは珍しいことですが、近年、市街地や住宅団地付近でも目撃されているようです。

H2Bロケット8号機に搭載する「こうのとり」8号機の機器材が4月13日に種子島に輸送されたそうです。その機器材を運搬してきた貨物船が大隅海峡を通過して本土へ帰っていく様子です。船の奥に見えるのは大隅半島南端。(写真上:13日午後6時頃)