大的始め・津波

古くから種子島家に伝わる大的始式(おまとはじめしき)が11日夕方、西之表市の栖林神社の弓場で催されました。

今年は風が強く、かがり火は焚けない状況の下で実施されました。

6人の射手が6本ずつの矢を射て、その年の島の平安を祈願するもので、満つれば欠けるの戒めから最後の1本は故意に外されます。

寒風の中にもかかわらず、市民が熱心に参観していました。

1月15日、トンガの火山の噴火によって引き起こされた津波が夜から16日にかけて日本に到達しました。

16日午前0時半頃の西之表市の船溜まり。潮が津波の引き潮により低下して、船の底が海底に接しているかのようです。この日、西之表港で最大50cmの津波が観測されたそうです。特段の被害はなかった模様です。

下は午前11時40分頃の同じ場所を撮ったもの。