馬毛島の岳之腰トーチカ解体始まる

新しい自衛隊基地を建設している防衛省は、馬毛島のシンボルである岳之腰のトーチカの撤去工事を始めました。

工事が始まる直前の岳之腰と戦争遺構のトーチカ。(10月6日)

市は岳之腰とトーチカの現状保存を防衛省に要請していましたが、国は解体、造成工事に着手しました。(写真10月19日)

手前の森の木が伐採され、馬毛島の無残な姿が露わになりました。

岳之腰の頂上にあるトーチカとその横にバックホウのような重機があり、トーチカの一部が削られているように見えます。左下には岳之腰の丘を削っている重機が見えます。

島の北部で仮設桟橋を建設している作業船の数々。波が高くないときは連日連夜20~30隻が作業しています。

馬毛島の自然は急速に破壊され、島ごと軍事基地に変わりつつあります。